南海線堺東駅からすこし南へ歩き、とても穏やかな住宅街を抜けた所に五月町サトミ歯科医院がある。
 直接ではないが道路に面した医院は、患者さんも利用しやすいだろうなと、当初印象に残ったのを覚えている。
 中に入り雑談をしていると、里見武彦先生がなにやら面白いものを見せてくれるそうなのでついていった。旧院に向かい、中に入ると先生がなにやらいろいろと、取り出してきた。それは、過去に使われた歯科医療の器具達である。
 武彦先生は物をとても大切にされるそうで、今回はそのコレクション(!?)の一部を写真にてご紹介したいと思います。懐かしいと感じられる方は是非ご覧下さい。

 左は、木版の標識。今はあまりみかけない手書きがとてもいい味をだしています。言葉の表現からも大変歴史を感じさせる標識ですね。
 右は診療台の上の扇風機です。時代なのでしょうか、私が一番おどろいてしまったのが、左側の真空管に見えるものがコップのストック用の筒だということです。こんな時代からこういうアイデアあったんですね。

 

 左の写真の長細い筒のような物なんだかわかりますか?これ…湯沸かし器だそうです。
  内部で循環させてお湯を温める仕組みは現在とかわってはいませんが、その当時に湯沸かし器があったという事がすごくめずらしかったんじゃないかな?と思います。
 銅製なのか独特の風格がでていますが、ロゴマークに真鍮製のタグがついているところが、とても高級品と感じられます。

 他にもいろいろと拝見させていただきましたが、新館にもあると言う事で拝見させていただきました。そのコレクションが右の写真にある棚です。
 今も現役で先生の右腕的存在になっているそうですが、なによりこの棚、仕掛け棚なんです。鍵穴のある引き出しを閉めると、全部の棚にロックがかかるというカラクリがあって、当時の家具職人さんの腕の良さが感じられる一品だと思います。
 この棚は新館で今でも見る事ができますので、診療の際には是非ご覧になってください。
 私の感想としては、きちんと管理すれば、歯も道具も長くつかえるという事を感じました。
  長い時間いろいろと拝見させていただき、大変ありがとうござました。(K)


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